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インプラントを行なう際の麻酔「静脈内鎮静法」とは?メリット・デメリットも合わせて解説
インプラント手術をためらう理由として、麻酔に対する恐怖心を挙げる方は少なくないでしょう。歯科のなかでも比較的大がかりな治療のため、どのような麻酔をするのか、不安な気持ちになるのも無理はありません。
インプラント手術では、痛みを和らげる麻酔に加えて、緊張を和らげながら行なう静脈内鎮静法という麻酔法を併用することも可能です。
この記事では、静脈内鎮静法のメリット・デメリットについて、また、アイデンタルクリニックの麻酔技術向上に対する取り組みについてもご紹介します。
インプラントにおける静脈内鎮静法とは?
静脈内鎮静法(セデーション)は、緊張感や精神的不安・恐怖心などを和らげ、リラックスした状態でインプラント手術を受けていただくための麻酔法です。
点滴によって静脈内に鎮静剤を投与することで、中枢神経の働きが鈍くなり、わずかな意識はありながら、うたたねをしているような状態になります。また、全身麻酔とは異なり、自発呼吸は可能です。
患者様自身が希望される場合だけでなく、基礎疾患をお持ちの場合や、手術を行なう範囲や手術内容によっては、静脈内鎮静法を用いるケースも少なくありません。
なお静脈内鎮静法は、単独では行なわず、一般の歯科治療でも用いる局所麻酔を併用します。局所麻酔は、インプラント手術を行なう部位周辺に注射器で麻酔薬を投与し、痛みを和らげるためのものです。
静脈内鎮静法のメリット
静脈内鎮静法は、患者様にとって快適なだけでなく、安全性の高いインプラント手術を行なうために、非常に有効な麻酔法です。
◇楽な気持ちで手術に臨める
静脈内鎮静法を用いることで、患者様はインプラント手術に楽な気持ちで臨めます。うたたねに近い状態でストレスを感じにくくなるため、恐怖心が強く、パニックを起こしやすい方にもおすすめの方法です。
◇手術中の記憶が残りにくい
静脈内鎮静法には、健忘効果があります。そのため、投与する鎮静剤の量などによっても異なりますが、手術中の記憶がほとんど残らないことも珍しくありません。
また、時間を把握する感覚も鈍くなるため、患者様のなかには「気が付くと手術が終わっていた」という感想を述べられる方もいらっしゃるほどです。
◇インプラント手術の安全性が高まる
静脈内鎮静法を行なう際には、血圧や心電図、酸素飽和度などの数値を常に確認しているため、容体の変化にすぐに気付けます。
また、点滴によって静脈ルートを確保していることで、必要な処置を迅速に行なうことができるのです。
インプラント手術の安全性が高まることも、静脈内鎮静法の大きなメリットです。
静脈内鎮静法のデメリット
静脈内鎮静法は、インプラント手術を安心して受けるために有効な手段である一方で、デメリットについても、よく理解しておくことが大切です。
◇麻酔から回復するまでに時間がかかる
静脈内鎮静法によって薄くなった意識は、回復するまでに時間が必要です。とはいえ、入院の必要はなく、手術は日帰りで受けられます。
なお、静脈内鎮静法を行なったあとは、車や自転車の運転を控えていただく必要があるため、インプラント手術当日の通院方法にはご注意ください。
◇追加費用がかかる
静脈内鎮静法は、局所麻酔のみでインプラント手術を行なう場合と比較して、費用負担が大きくなります。専門の麻酔科医による立ち会いや、全身の状態を管理する機材など、多くの準備を要するためです。
なお、静脈内鎮静法は保険が適用されないため、具体的な金額は、歯科医院によって異なります。
◇多少なりともリスクをともなう
静脈内鎮静法は全身麻酔とは異なるものの、呼吸状態や血圧に影響をおよぼす可能性がまったくないわけではありません。
ただし前述したように、静脈内鎮静法では静脈ルートを確保しているため、急変の際には素早く対処が可能です。
アイデンタルクリニックで安全・安心なインプラント麻酔手術を
インプラント手術の麻酔について不安がある方は、手術実績が豊富で麻酔設備の整ったクリニックを選び、カウンセリングを受けたあとに納得して手術を受けることが大切です。
患者様に安全で安心なインプラント手術を受けていただくために、アイデンタルクリニックで行っている麻酔手術に対する取り組みをいくつかご紹介します。
◇全身麻酔1万症例以上の麻酔医が常駐
患者様の痛みや精神的ストレスの軽減を図りながら手術するインプラント治療は、歯科医の腕だけではなく、麻酔医の腕も重要です。
アイデンタルクリニックには、全身麻酔1万症例以上の麻酔医(全員が日本歯科麻酔学会認定医)が常駐しており、血圧・心電図・酸素飽和度などの生体モニターを常にチェックしながら、患者様の手術中の安全を守っています。
◇患者様に寄り添う先取り鎮痛法
当院ではインプラント手術後の痛みや腫れが気になる方に、先取り鎮痛法(先制鎮痛)を行なっています。
先取り鎮痛法とは、手術前から鎮痛剤を投与することで手術後の痛みを抑制する方法です。痛みの刺激を受ける前から鎮痛剤を投与したほうが、刺激を受けたあとに投与するよりも効果があるといわれています。
なお、静脈内鎮静法を用いる場合は点滴による鎮痛剤、用いない場合は飲み薬による鎮痛剤を使用します。手術後の痛みや腫れが心配という方は、カウンセリングの際にぜひご相談ください。
◇最新設備完備で静脈内鎮静法が選択可能
アイデンタルクリニックでは、すべての医院に心電図・血圧計・酸素モニターを完備しています。これにより、患者様がリラックスした状態で手術に臨める静脈内鎮静法を選択できます。
モニターを通じて患者様の身体面・精神面の安全を常に見守っていますので、ご安心ください。
まとめ
静脈内鎮静法は、インプラント手術に対する緊張感や不安感を軽減し、気持ちを楽にする作用もある麻酔法です。
また、点滴により静脈ルートを確保していることで、万が一の急変にも対応しやすいため、手術の安全性も高まります。
ただし、局所麻酔だけでインプラント手術を行なう場合と比較して、麻酔からの回復に時間がかかること、また追加費用がかかるなどのデメリットがあることも覚えておきましょう。
アイデンタルクリニックでは、実績豊富な麻酔医が常駐し、静脈内鎮静法を希望される患者様のインプラント手術を見守ります。
全身の状態を確認するための最新設備もそろっていますので、通常の麻酔だけでインプラント手術を行なうのに抵抗があるという方も、ぜひご相談ください。
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